BLOG

Home » 投稿 » コラム » 【久留米市】機能性ディスペプシアのFAQ|専門医が疑問にお答えします

【久留米市】機能性ディスペプシアのFAQ|専門医が疑問にお答えします

「胃カメラでは異常がないのに胃の不快感が続く」「食後すぐにお腹がいっぱいになる」「みぞおちが痛む」――このような症状でお悩みではありませんか?

その症状は機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia:FD)かもしれません。機能性ディスペプシアは近年注目されている病気で、日本人の約10~20%が経験するといわれています。

久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、総合内科専門医・消化器病専門医・内視鏡専門医として、胃の不調や消化器症状の診療を行っています。今回は機能性ディスペプシアについて、患者さんからよくいただく質問にお答えします。


Q1. 機能性ディスペプシアとはどんな病気ですか?

機能性ディスペプシアとは、胃痛や胃もたれなどの症状が続いているにもかかわらず、胃カメラなどの検査で潰瘍や胃がんなどの異常が見つからない病気です。

胃そのものに大きな異常はなくても、

  • 胃の動きが悪い
  • 胃の知覚が過敏になっている
  • ストレスの影響を受けている

などが原因となり症状が現れます。

以前は「胃腸が弱い」「ストレス性胃炎」と言われることもありましたが、現在では治療が必要な病気として認識されています。


Q2. どのような症状がありますか?

代表的な症状は次のようなものです。

食後愁訴症候群(PDS)

  • 少量で満腹になる
  • 食後の胃もたれ
  • 食事がなかなか進まない

心窩部痛症候群(EPS)

  • みぞおちの痛み
  • みぞおちの焼けるような感じ
  • 空腹時や食後の胃の不快感

これらの症状が数か月以上続く場合は、機能性ディスペプシアの可能性があります。


Q3. 胃カメラで異常がないのに症状が出るのはなぜですか?

胃は単に食べ物をためるだけでなく、食べ物を受け入れて十二指腸へ送る重要な働きをしています。

機能性ディスペプシアでは、

  • 胃の伸びる力が弱い
  • 胃の排出機能が低下する
  • 胃酸に敏感になる

といった機能異常が起こります。

そのため検査では異常がなくても、患者さん自身は強い不快感を感じることがあります。


Q4. ストレスは関係ありますか?

はい、深く関係しています。

胃と脳は「脳腸相関」と呼ばれる仕組みで密接につながっています。

  • 仕事のストレス
  • 睡眠不足
  • 不安や緊張
  • 疲労の蓄積

などによって胃の働きが低下し、症状が悪化することがあります。

もちろん「気のせい」ではありません。実際に胃の機能が乱れることで症状が生じています。


Q5. ピロリ菌は関係しますか?

ピロリ菌感染が関係している場合があります。

ピロリ菌に感染すると慢性胃炎が起こり、胃の機能低下につながることがあります。

ピロリ菌除菌後に症状が改善する患者さんもいるため、機能性ディスペプシアの診療ではピロリ菌の有無を確認することが重要です。

宮﨑胃腸科内科医院では、ピロリ菌感染症認定医として診断・除菌治療にも対応しています。


Q6. 機能性ディスペプシアはどのような検査をしますか?

まず重要なのは、胃がん胃潰瘍など重大な病気を除外することです。

主な検査には、

などがあります。

特に40歳以上の方や症状が長く続く方では、胃カメラ検査をおすすめします。

当院では苦痛の少ない内視鏡検査を行い、食道・胃・十二指腸を詳しく観察しています。


Q7. 治療方法を教えてください

治療は症状や原因に応じて行います。

薬物療法

  • 胃の動きを改善する薬
  • 胃酸を抑える薬
  • 漢方薬
  • 消化管機能改善薬

などを使用します。

生活習慣の改善

  • 規則正しい食事
  • よく噛んで食べる
  • 食べ過ぎを避ける
  • 十分な睡眠
  • ストレス管理

も重要です。

患者さんによって効果的な治療法が異なるため、症状に合わせた治療を行います。


Q8. 放置しても大丈夫ですか?

機能性ディスペプシア自体が胃がんになるわけではありません。

しかし、

  • 食事量が減る
  • 体重が減少する
  • 仕事や日常生活に支障が出る
  • 不安やストレスが強くなる

など生活の質(QOL)を大きく低下させることがあります。

また、症状の陰に胃がんや胃潰瘍などが隠れている可能性もあるため、症状が続く場合は早めの受診をおすすめします。


Q9. どのような人が受診すべきですか?

次のような症状がある方は消化器内科へご相談ください。

  • 胃もたれが続く
  • 少量で満腹になる
  • 胃痛が繰り返し起こる
  • 胸やけや胃の不快感がある
  • 胃カメラで異常がないのに症状が続く
  • 市販薬で改善しない

早期に適切な診断と治療を受けることで、症状改善が期待できます。


まとめ|久留米市で機能性ディスペプシアの診療なら宮﨑胃腸科内科医院へ

機能性ディスペプシアは、胃カメラで異常が見つからなくても胃もたれや胃痛などの症状が続く病気です。胃の機能異常やストレス、ピロリ菌感染などが関係していることがあり、適切な検査と治療によって改善が期待できます。

久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、総合内科専門医・消化器病専門医・内視鏡専門医・肝臓専門医・ピロリ菌感染症認定医として、機能性ディスペプシアをはじめとした胃腸症状の診療に力を入れています。

「胃もたれが続く」「胃カメラでは異常がないと言われた」「食後の不快感がつらい」という方は、お気軽にご相談ください。地域密着のかかりつけ医として、患者さん一人ひとりに合わせた診療をご提供いたします。

監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)

日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本抗加齢医学会 専門医
福岡県医師会認定かかりつけ医

📍住所:福岡県久留米市善導寺町飯田901-5
📞電話:0942-47-5800
🔗公式サイト:https://miyazaki-ichoclinic.com/
🔗内視鏡検査・生活習慣病専門サイト:https://miyazaki-naishikyo.com/
🔗内視鏡専門サイト(簡易サイト):https://endoscope.miyazaki-ichoclinic.com/
🔗公式Instagram(インスタグラム):miyazaki.clinic_kurume
🔗公式Facebookアカウント:宮﨑胃腸科内科医院